こども未来支援拠点整備事業 「みらプロ」とは?

NPO法人こども未来が推進する「みらプロ」は、医療と福祉を統合した新たな支援拠点を整備するプロジェクトです。この取り組みは、「親亡き後も、子どもたちと家族が地域で安心して過ごせる社会」を目指し、「子どもの居場所」と「家族への支援」の必要性という声に応えるものです。特に、小児科医を中心とした「訪問診療」や「短期入所」の提供を通じて、京都にはこれまでなかった在宅での生活を地域全体で支える仕組みの構築を目指しています。

活動理念とこれまでの歩み

NPO法人こども未来は、2019年より活動をはじめ、「親亡きあとも、子どもたちと家族が、地域で安心して過ごせる社会の実現」を目指し、「あたなと、あなたのお子さまに寄り添います」という思いの下、「いっぱい遊んで、たくさんの笑顔を生み出すために。家族の日常生活を支え、普通の生活を継続するために。私たちが全力でサポート」してきており、これまでに小規模保育園、重心型放課後デイ、訪問看護ステーションの3つの事業を進めてまいりました。

多くのお声を頂きました

これまでの活動で、多くの方々から寄せられた最も多かった声が、こどもたちの居場所と家族支援のための拠点の必要性で、なかでも、「訪問診療」と「お泊りのできる場所」などが強く求められていることがよくわかりました。

これまでには無い仕組みを

そこで私たちは、小児科医を中心にした、「医療」と「福祉」を統合した拠点を整備することといたしました。
医療分野では小児外来、小児訪問診療、短期入所、訪問看護、移行期支援など、福祉分野では重デイ、生活介護、相談支援などの設置を検討しています。
これらの事業を展開することで、家族への支援を強固なものにするとともに、行政、家族会、地域の皆さんとの連携を図ることで、京都には無かった、在宅での生活を地域全体で支える仕組みを構築します。

これが「みらプロ」です。

ご賛同頂けましたらご支援賜りたく存じます

課題はなにか?

  • こどもたちの居場所と家族支援のための拠点の必要性
  • 「訪問診療」と「お泊りのできる場所」へのニーズ
  • 在宅での生活を地域全体で支える仕組みが存在しない

どう解決するか?

医療的ケア児
家族
相談支援
ご家庭と事業所をつなぐ

小児科医などを中心とした拠点を整備します

小児の訪問診療を行う診療所は全国的に非常に少なく、京都府内においても小児訪問診療を行っているところは非常に少ない状況です。
医療的ケア児と家族の支援を充実させるためには、小児科医の力が絶対的に必要です。

そこで私たちは小児科医による、小児訪問診療を積極的に行い、できるだけ多くのご家庭を支援します。
小児科医の訪問診療に合わせて、訪問看護師がケアを行い、継続的な家族支援を行います。

また、日中デイや夜間ショートでお子さんをお預かりする体制を作ることで、保護者も家で安心して過ごすことができます。
小児科医を中心とする医療と福祉の連携拠点を構築することで、家族、地域の課題が大きく改善されます。

このような体制を構築し、多くの地域のモデルとなるよう取り組みます。

こども未来支援拠点(仮称)の概要

  • 小児科クリニック(小児訪問診療も)
  • 医療型短期入所
  • 訪問看護
  • 児童発達支援
  • 重心型放課後デイ
  • 生活介護
  • 相談支援事業

寄付、支援、お問い合わせ

ご賛同頂けましたらご支援賜りたく存じます。その他、不明点など何でもお問い合わせ下さい